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クエの養殖
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クエの養殖

クエ
クエは本州中部以南に生息するハタ科の魚で、特に和歌山県では冬場の鍋料理として珍重されますが、近年漁獲量が少ないために“幻の魚”とも言われています。

水産研究所におけるクエの養殖研究は昭和50年代後半から始まり、まず天然の成魚を集めて親魚の養成に取り組みました。

クエは集団の中の大きな魚が性転換して雄となる性質があり、数年間飼育した成魚が成熟して昭和63年に産卵し人工ふ化および稚魚の飼育に成功しましたが、ふ化仔魚の口はマダイやヒラメに比べて小さいため、必要とする小型の生物餌料の確保が困難で、稚魚が安定的に生産できるまでに年数を要しました。

また、冬の低水温期には成長が遅く和歌山では約5年で3kgになりますが、温暖な奄美大島では約3年で同様の大きさに成長することがわかりましたので、和歌山で生産した稚魚を奄美の漁場へ輸送して育成することで養殖期間の短縮を図っています。

クエの成長過程

※左から、クエの受精卵、仔魚、稚魚、出荷サイズに成長した成魚


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